英語で「避難訓練」と言いたい時は“drill”だよね?

火災訓練で消化器で消火の実演をしている

fire mock drill

日本語で訓練ということを表現したいときに使える英語は色々ありますね。主なところでは practice とか exercisetraining がそうですが、特に「繰り返し行う演習」を通じて確実に実践できるようにする訓練を drill と言い、海外で生活するとけっこう目にする機会が多いです。

日本でもお馴染みですが、小学校のときによく宿題にだされたドリルもこの意味です。

Math drills are sets of math questions that help students improve their accuracy and speed.
算数ドリルは算数の問題集のことで、生徒が正確性とスピードを強化するのに役立ちます。

また、「火災訓練」などのように、毎年とか毎月とか定期的に繰り返し行う訓練にはこの drill をよく使います。また、火災に限らず、建物から外に避難するような訓練全般について使われるようです。

A fire drill is a method of practicing how a building would be evacuated in the event of a fire or other emergencies.
避難訓練は、火事などの非常事態の際に、建物から避難する方法ついての訓練です。

同様に避難訓練のことを mock drill と呼ぶときもあります。だいたい、 fire drill と同じ意味で使わるようですが、特に、小さな火を起こして消化器をつかった消化する演習とかをする時によく聞きます。

Mock drill makes it clear that it is just practice and there is no real fire.
モックドリルは、それが本物の火災ではなく訓練だということを強調します。

さらに、日本では馴染みが薄いですが、建物に侵入者が入ったときの訓練は Lockdown drill と言います。

Lockdown drills are means of practicing preparedness in the event of an intruder or criminal act.
ロックダウンドリルは、侵入者や犯罪行為に対する備えです。

また、地震のための訓練は Earthquake drill とも言い、火災訓練などを全部まとめて、 Safety drill と呼びます。

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